メンバー

パートナー

中久保 満昭
NAKAKUBO, Mitsuaki
紛争の最終局面である訴訟事件での紛争処理能力を磨くことが、事実や証拠の見方を養い、法律及び判例に精通し、法律家としての「基礎体力」を身につける最短距離であるとの考えの下、訴訟案件を業務の最大の中心に据えて、これまでの弁護士生活を送ってきました。
事件処理を通じて個人的に感謝され、様々な依頼者との人間関係が広がっていくところが、弁護士業務の最大の魅力だと思っています。
経歴

1992年
東京大学法学部卒業

 

 

1995年
弁護士登録(第二東京弁護士会)

 

 

2004年~2005年
第二東京弁護士会「司法修習委員会」副委員長

 

 

2004年~2007年
司法研修所外部講師(「交互尋問」)

 

 

2008年~2009年
第二東京弁護士会 常議員

 

 

(公表されている社外委員等)

・日機装株式会社(東証プライム上場) 社外取締役(現任)

・株式会社ファンケル(東証プライム上場) 社外取締役(現任)

・株式会社日本香堂ホールディングス 社外監査役(現任)

・株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション(東証プライム上場) 補欠監査役(現任)

・株式会社生化学工業(東証プライム上場) ヒト由来試料取扱に関する倫理審査委員会委員(現任)

・独立行政法人国際協力機構(JICA) 契約監視委員会委員(2012年~2019年)

・株式会社アクロディア(東証マザーズ上場(当時)) 外部調査委員会委員(2010年)

・株式会社パスコ(東証一部上場(当時)) 社内調査委員会委員(2016年)

・厚生労働省・文化庁共催「障害者の芸術活動への支援を推進するための懇談会」 構成員(2013年)

主な取扱い分野

役員の責任に関する係争(株主代表訴訟等)、著作権法関連業務、自動車に関するPL相談、クレーム対応、不正競争防止法関連業務、不動産(デベロッパー、権利調整等)関連業務、その他訴訟案件全般

過去の主要案件

国際興業株主代表訴訟事件(被告役員側)
(一審:東京地裁H25.2.28判決 金融・商事判例1416号38頁)
(控訴審:東京高裁H26.1.21判決)

 

三洋電機株主代表訴訟(違法配当)事件(被告役員側)
(一審:大阪地裁H24.9.28判決 判例タイムズ1393号247頁、判例時報2169号104頁)
(控訴審:大阪高裁H25.12.26判決)
(上告審:最高裁第二小法廷H27.3.27決定)

 

長銀違法配当事件(被告役員側)
(一審:東京地裁H17.5.29判決 判例時報1900号3頁)
(控訴審:東京高裁H18.11.29判決 判例タイムズ1275号245頁)
(上告審:最高裁第二小法廷H20.7.18決定)

 

銀行経営統合差止請求事件(被告三菱東京UFJ側)
(東京地裁H18.2.13判決 判例時報1928号3頁)

 

競合他社に対する不正競争行為差止等請求事件(原告メーカー側)
(東京地裁H19.5.25判決 判例時報1989号113頁)

 

ピーターラビットの著作権に基づく差止請求権不存在確認請求控訴事件(被控訴人側)
(大阪高裁H19.10.2判決 判例タイムズ1258号310頁)

 

上場通信事業者発行のストック・オプションに関する損害賠償請求控訴事件(控訴人元執行役員側)
(東京高裁H21.9.29判決 商事法務1879号51頁)

 

東電福島第一原発業務上過失致死傷被告事件(被告人役員側)
(東京地裁R1.9.19判決 判例時報2431・2432合併号5頁)

講演・セミナー

「株主代表訴訟について(実務的視点から見た役員の留意点)」、「製品事故と取締役の責任」、「著作権とアール・ブリュットの作家達」、「マンション販売とコンプライアンス」、「著作権等の権利保護について」